見たくないニュースも見る(1月23日付朝刊7面「SNS王たちの危ない共振」に思う) 混みあう電車の中で紙の新聞を読むのは窮屈だし迷惑とはわかっている。それでも毎朝日経を一通り読む。楽しいニュースは少ないが、各面を俯瞰することで、経済界でどんなことがニュースとされ、どんな順番で重要視されているかがわかる。 トランプ大統領におもねって米国発のSNSオーナーが続々とファクトチェックを放棄し始めた。ほどなくSNSはニュースを… コメント:0 2025年01月23日 メディアについて考える 続きを読むread more
安価な公共住宅供給は政治の責任(1月22日付朝刊9面「Z世代 住宅ローン35年超」に思う) 今や住宅ローンは50年も当たり前、借入額の年収比は平均7倍という。7倍借りて家が買える人はいいが、特に首都圏では多くの人は10倍でも難しい。借りられたとしても、一生ローン返済に追われる上、返済計画が狂えば住むところを失うリスクもある。家族も一緒に転居する場合は一括返済を迫られることもある。日本人の持ち家志向は昔からだが、政府の住宅政策が… コメント:0 2025年01月22日 日本の政治を考える 続きを読むread more
格差も水も低きに流れる(1月21日付朝刊1面「トランプ大統領就任へ」に思う) 高関税も移民排斥も、モノやヒトの移動を妨げようとする施策だが、自然の摂理に逆らうもので、決して長続きしない。国と国の経済格差、モノの価格差がある限り、モノもヒトも格差解消に向けて流れる。流れを一時的に押し留めたとしても、格差が根本的に解消しない限り、穴を見つけて流れは続く。 トランプ大統領の政策は、米国内の格差解消には手を付けず、米国… コメント:0 2025年01月21日 世の中の仕組みを考える 続きを読むread more