やってる感にご注意(6月16日付朝刊1面「危機管理庁新設を表明」に思う)

岸田首相が昨日の会見で感染症対策を担う危機管理庁の新設を表明した。こども家庭庁も出来たばかり。参院選を前にして、有権者の関心が高いテーマに対応したものと見られても仕方ない。問題は組織を作れば施策が進むのかということだ。
感染症対策も子ども対策も、やるべきことははっきりしており、担当の省庁も明確になっている。省庁横断的な対応強化のため、官邸の機能も整備されたはず。それでもできないことが、省よりも格下の庁ができれば進むのか?仮にそうだとしたら、新しい組織に対応した分だけ、既存の組織は見直して縮小することも検討が必要だ。

なにか目新しいテーマが出る度に、有識者会議を開き、構想を打ち上げ、実施の組織を作る。先に新設されたデジタル庁も含め、その成果の検証はあまり公にならない。何となくやってる感は出るものの、徒に時間だけが過ぎて、日本経済の地盤沈下に歯止めがかからない。

この悪循環を何とかしないと、日本は変われない。

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