戦って本当に存立できますか?(4月18日付朝刊4面「麻生氏『戦える自衛隊に』に思う」) 麻生副総裁が「戦える自衛隊に変えていかないと、われわれの存立が危なくなる」と発言した。周辺の安全保障環境の変化に懸念を募らせている国民感情を逆手に取った、無責任な発言ではないか?戦える自衛隊が、本当に戦って日本は存立できるのか?責任ある政治家なら、そこをしっかり示してほしい。 日本列島は都市部に人口と都市機能が集中し、原発も散在してい… コメント:0 2023年04月18日 戦争論にリアリティがない 続きを読むread more
戦場での補給=参戦(2月17日付朝刊1面「米海兵隊、自衛隊から補給拡大」に思う) 米海兵隊トップが中国を念頭に置いて、自衛隊から武器の修理部品や弾薬の補給を拡大すると語った。万一戦争になった時、戦場近くで基地を提供したり、補給を行うことは、参戦するに等しい行為であり、安易に協力するのは危険だ。 アメリカがアジアで戦争をした時、ベトナム戦争でも朝鮮戦争でも、日本は米爆撃機の発進基地を提供し、戦車の修理なども含めた補給… コメント:0 2023年02月17日 日本をどう守るか 続きを読むread more
比大統領の感覚の方が正しい(2月14日付朝刊1面「台湾有事『巻き込まれる』」に思う) 来日中のマルコス比大統領のインタビュー。台湾有事になったら、距離的に近いフィリピンは、その意思とは関係なく、戦争に巻き込まれる可能性があると発言。しかし一方的に米軍に肩入れするのでなく、自らの対応が「(事態を)挑発しないよう気をつけなければならない」としている。 マルコス大統領の感覚は、米中両大国の間で翻弄されかねないフィリピンの安全… コメント:0 2023年02月14日 台湾有事 続きを読むread more